国葬


これが安倍氏国葬の内幕…会場では水しか飲めず、官僚は寝落ち、超グダグダ進行に怒号まで


これが安倍氏国葬の内幕…会場では水しか飲めず、官僚は寝落ち、超グダグダ進行に怒号まで
やっぱり中止した方がよかったんじゃないか。国民の過半数が反対する中、27日強行された安倍元首相の国葬。テレビでは滞りなく執り行われたように中継されたが、実際は超グダグダだった。あまりにストレスフルな内容に、参列者からは“奇声”や“怒号”交じりのクレームが飛び交った。会場となった東京・千代田区の日本武道館で取材した日刊ゲンダイ記者が内幕をリポートする。

「ヘイ、ちょっといいかい。会場内のどこかでコーヒーやお茶を飲める場所はないのかな?」

午後2時の式典開始前、記者に流暢な英語でこう問いかけてきたのは、海外からの参列客だ。実はこの日は、飲料を会場に持ち込むことを禁じられていた(軽食は可)。参列客に用意されたのは、ミネラルウオーターのミニペットボトル1本と、会場内の各所に設置されたウオーターサーバーのみ。式典を含む滞在時間は数時間に及ぶ長丁場だったにもかかわらず、「水」以外飲むことが許されない状況だったのだ。

冒頭の参列客はどうしても水以外が飲みたかったのだろう、記者が「水しか飲めませんよ」と伝えると、怒りや困惑、失望が入り交じった複雑な表情を浮かべ、「ファ~~~~ッ!?」と“奇声”を上げたのだった。

水しか飲めないこともさることながら、よりストレスフルだったのが、十数分に及んだ岸田首相の追悼の辞だ。「安倍さん」「あなたは」と語りかけるような口調だったが、いつものように特段の中身はナシ。あまりにつまらなかったのか、居眠りする霞が関官僚もチラホラ。官僚たちはこの日、開始時刻3時間前の午前11時に会場入りし、狭い客席に座り続けて..

【日時】2022年09月28日 13:30
【ソース】日刊ゲンダイ
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安倍元首相国葬 菅前首相の弔辞にネット感動&激励「染みた…」「安倍元首相の分まで長生きして」


安倍元首相国葬 菅前首相の弔辞にネット感動&激励「染みた…」「安倍元首相の分まで長生きして」
 7月の選挙応援演説中に銃撃され、死去した安倍晋三元首相(享年67)の国葬が27日、東京・北の丸公園の日本武道館で行われ、菅義偉前首相(73)が述べた追悼の辞にSNSには感動の声が上がった。

 友人代表として壇上に立った菅氏は「あれからも朝は来て、日は暮れていきます。やかましかったセミはいつの間にか鳴りを潜め、高い空には、秋の雲がたなびくようになりました。季節は歩みを進めます。あなたという人がいないのに、時は過ぎる。無情にも過ぎていくことに、私はいまだに、許せないものを覚えます」と、安倍元首相亡き後も過ぎる日々にむなしさを口にした。

 若者の明るい未来を夢見た安倍元首相の遺影に向かい、「“日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲き誇れ”。これがあなたの口癖でした」と呼びかけるように話すと、昭恵夫人もハンカチで涙をぬぐって聞き入っていた。

 首相辞任後、自民党総裁選への再出馬を迷う安倍元首相に、菅氏は銀座の焼き鳥店で3時間かけて説得したエピソードを披露。その後、第2次安倍政権では官房長官として支えた。そんな盟友でもあった菅氏の言葉に、ツイッターには「それにしても菅さんの弔辞が染みた…」「菅さんしか分からない、安倍首相との話がふんだんにあって飾らない素直な言葉が胸に響きました!」「菅さん、恋文なんだよね。永遠の別れに送る恋文。涙止まらないよ」「菅元首相の友人代表挨拶聞いて涙がとまらない…安倍元首相の分まで菅さん長生きして欲しいな」と、称賛や激励の声が寄せられた。

【日時】2022年09月27日 16:16
【ソース】スポーツニッポン

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国葬反対デモと右翼団体、警官隊が衝突 追悼ムード壊し、お祭り騒ぎのカオス


国葬反対デモと右翼団体、警官隊が衝突 追悼ムード壊し、お祭り騒ぎのカオス
■デモの模様を撮影しようとする野次馬も加わり、カオスというべき様相に
 安倍晋三元首相の国葬開催が27日、都内の日本武道館で行われ、会場周辺では国葬中止を求める反対派と警官隊、右翼団体などが衝突し騒然となった。

 数万人もの人が訪れた一般弔問のしめやかな雰囲気は、長くは続かなかった。昼過ぎには「改憲核武装」や「自衛権発動」などのプラカードを掲げた右翼団体が九段下駅前の交差点でデモ行為を始め、程なくして今度は拡声器を手に「国葬反対!」と叫ぶデモ行進が交差点に侵入。「非国民は帰れ!」「アベの死を利用するな!」と両者から怒号が飛び交い、間に入った警官隊のバリケードを突破した男性がデモ参加者につかみかかり取り押さえられるなど、一触即発の空気が漂った。

 さらには「右も左もワッショイワッショイ!」「今日は葬式じゃなくお祭りだ!」と踊りながら練り歩く団体や、デモの模様を撮影しようとする野次馬も加わるなど、まさしくカオスというべき様相に。一度行進を終えたデモ団体が再び交差点に押し寄せ、警官隊と激しく衝突する様子も見られた。

 国葬が始まった午後2時以降も、会場に近い九段下駅前では「国葬反対」の声や怒号が響き渡った。国にとっての功労者を送る儀式であるはずの国葬だが、結果的にはデモの応酬により追悼ムードはぶち壊しとなっている。

【日時】2022年09月27日
【ソース】ENCOUNT

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きょう安倍氏国葬、国内外4300人参列 首相は弔問外交アピール


きょう安倍氏国葬、国内外4300人参列 首相は弔問外交アピール
政府は27日午後、東京・千代田区の日本武道館で安倍晋三元首相の国葬を行う。国内外のおよそ4300人が参列し、九段坂公園には一般向けの献花台も設置する。開催への反対意見が強まり、支持率が急落する中、岸田文雄首相は「弔問外交」をアピールする。

政府が首相経験者の国葬を行うのは、戦後では吉田茂氏以来2例目。法律に国葬の規定はないが、岸田文雄首相は安倍氏の連続在任期間が戦後最長だったことなどから開催を決めた。

海外からはインドのモディ首相やオーストラリアのアルバニージー首相、ハリス米副大統領など、218の国と地域・機関の約700人の要人が出席する。うち、48人は元職を含め首脳級。中国からも全国政治協商会議の万鋼副主席が、ロシアからはシュビトコイ国際文化協力担当大統領特別代表が参加する。国内からは約3600人が参列する。

安倍元首相は7月8日、参議院選挙の応援に駆けつけた奈良市で銃撃され、死亡した。逮捕された容疑者が動機として世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と母親の関係を挙げ、それをきっかけに安倍氏をはじめ与党・自民党の議員が協会と接点があったことが次々と表面化。国葬反対の世論が強まるとともに、岸田内閣の支持率も急落した。

前日26日に日本武道館近くにいた38歳の女性会社員は、「(国葬は)すべきではないと思う。税金で行うということには疑問がある」と語った。一方、28歳の男性は「あす実家に帰るので、長年総理として務めた安倍晋三さんを追悼したいと思ってきょう来た」と話した。

【日時】2022年09月27日 08:03
【ソース】ロイター

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◆山上容疑者をテーマにした異色作

 7月8日に発生した安倍晋三元首相銃撃事件から2ヶ月。9月27日に予定される国葬に向け世論は二分されている。そのさなか、人知れず一本の映画が制作されている。タイトルは『REVOLUTION+1』(監督・足立正生)。描かれるのは、安倍元首相を暗殺した山上徹也容疑者である。この映画がクランクインしたのは8月末。数週間で編集を終え国葬前日に先行上映、国葬当日には各地のミニシアターで限定上映するスピード感を持った作品。そして、監督は「元テロリスト」である。

 足立は日大芸術学部の学生だった1966年に『堕胎』で商業映画監督デビュー。その後、ピンク映画の巨匠・若松孝二が設立した若松プロダクションに参加。若松の監督作『ゆけゆけ二度目の処女(1969年)』や大島渚の『新宿泥棒日記(1968年)』などの脚本を執筆したほか、監督としては『女学生ゲリラ1969年)』などのピンク映画を多く手がけた。そして、1971年にカンヌ映画祭の帰途で若松と共にパレスチナに入り『赤軍‐PFLP 世界戦争宣言』を制作して以来、公安筋からマークされるようになった。時には一ダースもの尾行がついたこともあったという足立は1974年に出国し日本赤軍に合流。その後、若松が『キスより簡単(1989年)』などでメジャー作へ進出する一方で、足立は行方をくらまし「テロリスト」として20年あまりに渡って国際指名手配され続けた。

 足立が再び姿を現したのは、1997年レバノンでの逮捕・収監を経て2000年に日本へ強制送還されてから。それから20年あまりで監督作は『幽閉者 テロリスト2007年)』と『断食芸人(2016年)』のわずかに2本。かつての多作ぶりには及びもしない。『REVOLUTION+1』は実に6年ぶりの監督作品である。

◆安倍元首相の国葬当日に上映

 筆者は、まだ風俗誌の仕事がメインだった、駆け出しのころに、週刊誌の取材で釈放されたばかりの足立にインタビューしてから、付き合いが続いている。時折、酒を飲むと衝撃を受ける話が飛び出すこともあるが、核心部分は語らない。

 そんな人物が山上をテーマに新作を準備している。それも、国葬当日に上映するために。ある関係者から、その情報を得たのは7月下旬のことだった。話を聞きたいと足立に電話をすると会って話すことになった。ロフトの関係者を伴って新宿の喫茶店「珈琲タイムス」に出向くと、足立は紫煙のたちこめる店内で制作スタッフとロケハンを終え打ち合わせの真っ最中であった。すでにスタンバイは完了していた。取材はシャットダウンして撮影するというが、頼み込んで許可を得た。そのかわり足立から提案され、資料提供と難航する出演者の交渉や手配、さらに製作側からの依頼でメイキングの撮影もすることになった。
 
 現場には並々ならぬ緊張感があった。カメラを回すのは金子修介三谷幸喜監督作にも名を連ねる撮影監督の高間賢治。高間はしじゅう怒気のこもった声でスタッフを叱咤していた。足立は出演者に「このシーンはこう」と説明し「キミならどう演じる」と問いかけ、細かく演出をつけていた。

 現場のことも記したい出来事は多いが、国葬当日の先行上映まで一週間を切った現在、現場の様子は一旦保留しておこう。いま、この映画を取り巻く状況は、こうだ。

 26日の新宿のトークライブハウスロフトプラスワン、27日国葬当日の渋谷のLOFT9 Shibuyaでの先行上映は、チケットが2時間で完売。各地のミニシアターでは急遽1日限定の上映を告知するところもある。一方でSNSには「テロリストがテロを賛美する映画を」と語られているのも事実である。



◆「山上がやったことはテロじゃない」

 いったいどんな映画に仕上がっているのか。9月21日の日中、足立の取材ができると連絡を受けてロフトプラスワンを訪れたところ、ラッシュをみることができた。ラッシュとは、まだ未完成の映像のことだが、筆者がみたラッシュは先行上映で用いるものだった。上映時間は50分。ここでは、上映後の幾人かの取材者を前にした、足立の言葉を筆者の取材メモから紹介したい。

「山上がやったことはテロじゃない。個人の決意をいつからテロと呼ぶようになったのだろう……」

 これが「やはり、テロリストがテロを賛美する映画をつくったのではないか」という疑念に対する足立の回答だ。さらに、足立は続ける。

「私が山上を尊敬するといえばテロを尊敬すると受け止められるかも知れないが、そうではない。日々の生活の中では誰もが、山上と同じようなことを考えたことがあるはずだ。しかし、計画したり実際に行動する人はいない。それを山上は実行に移した。もちろん人を殺したのは悪い。ほかに方法もあっただろう。だったら、山上の中にあるものを一緒に見つめてみようと考えたのが、この映画なんだ」

 そして、映画の中に出てくる様々な言葉について、こうも語った。

「山上は私みたいに酒や煙草でごまかすようなことをしなかった。そして行動に移した。行動する、しないの落差を埋めるものとはなんだろうと考えた。だから、映画に出てくるセリフはみんな私自身の言葉なんだ」

◆「もう暴力は世間にはお呼びじゃない」

 取材者には足立に政治的な見解を求める声もあった。その質問に答える中で、足立はこう切り出した。

「革命を目指して老人は敗北した。もう暴力は世間にはお呼びじゃない」と、率直に語る。ならば、いまの方法はなにかといえば「手垢にまみれ、どうしようもないものと思われている<連帯>しかない」と。

 取材中、足立は時折ユーモアも交えた。常々足立は「職業は国家公務員だ」と話している。

「今は生活保護を貰って生きている」と、日々の生活を語るときだ。足立は福祉事務所で「これは私の権利だから生活保護を貰いたい」と主張したら「あなたの主張は正しい」と認められた。ところが対応した福祉事務所の職員は、こういったそうだ。

「あなたは国から保護費を貰っている国家公務員だというが、生活保護費は地方自治体の予算から出ているんですよ」

 煙草を飲みながら、足立はこうオチをつけた。

「だから、地方公務員風に生きているといえば、間違いじゃない」

 クランクインから僅かな期間で、上映を実現することに対して、足立は「映画なんか1ヶ月もあればできる、若松プロでは、そうやってた」という。酒と煙草を手に健康でユーモアたっぷりに暮らしていると、いざという時に動き出す瞬発力も持てるのだろうか。

 ユーモアといえば、足立はこんな言葉も。

「国葬当日は、なにか意思表示にいこうと思っているんだけど、捕まるかもしれないからと、みんなに止められているんだ……」

テロリスト」「日本赤軍」「前科者」といった色眼鏡では見えてこない、言葉であった。<取材・文/昼間たかし

【昼間たかし
ルポライター1975年岡山県に生まれる。県立金川高等学校を卒業後、上京。立正大学文学部史学科卒業。東京大学情報学環教育部修了。ルポライターとして様々な媒体に寄稿。著書に『コミックばかり読まないで』『これでいいのか岡山』

撮影風景


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

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